畳張替えにかかる日数は何日?期間の目安を解説
畳の張り替えを業者に依頼したいけれど、どれくらいの日数が必要なのか不安に思っている人もいるかもしれません。今回は、畳の張替えを検討している方が参考になりやすいように、どれほどの日数や期間が必要か解説します。おおよその日数や期間を紹介しますが、業者によって対応できる作業は異なることがあります。あらかじめご了承ください。
畳張替えにかかる日数・期間
張替えの種類により日数や期間は異なります。ただし、業者により異なるため、参考目安として理解しておきましょう。
張替えは3種類
畳の張替えといっても、こと細かくわけると「新畳」「表替え」「裏返し」の3種類があります。それぞれ作業内容や必要な日数が異なるため、希望の作業内容を選ぶようにしましょう。
新畳の場合
現在使用している畳の採寸を行った後に新しい畳を製作します。目安の作業日数は3~10日程度です。急いでいる場合は、見積もりのときに業者に相談しておきましょう。ただし、短納期で対応してもらったときは、追加費用が発生する可能性があります。
裏返しや表替えの場合
こちらは、業者が現在使用している畳を作業場に持ち帰り、張替えをするものです。即日から2日程度で済むことが多いです。もし、自宅と作業場までの距離が近ければ、午前中に自宅の畳を作業場に運搬して、作業場で作業した後に夕方から夜間にかけて納品する、即日張替えも相談可能です。ちなみに「裏返し」というのは、茣蓙の部分を一度はがして、ひっくり返して張り替える作業を指します。
業者により違いがある
先述した通り、紹介する作業日数はあくまで一般的な目安となっているため、業者により対応スピードが異なります。また、繁忙期や閑散期によってもスピードが異なる場合があるため、見積作成時に納期を確認しておきましょう。
即日仕上げで追加料金が発生する?
もし、できるだけ即日に仕上げてほしい場合は、追加料金が発生するものでしょうか?詳しく解説します。
追加料金が発生する場合がある
大手のチェーン店では、追加料金が発生する場合があります。その理由は、1日かけて数軒の顧客を訪問して畳を回収し、作業場で作業した後に、1日かけて数件の顧客を訪問して納品するやり方をとっていることが多いからです。加えて、ほかの業務よりも優先して迅速に作業しなければならないため、追加作業費用はどうしても発生してしまいます。
ていねいな作業ではない可能性がある
即日納品とはいえ、ていねいに作業してくれるとは限りません。作業時間に制約があるため、仕上がりに満足できない場合もあるでしょう。とくに畳数が多い場合や傷が多く付いている畳は、作業に時間がかかるため、顧客が求めているクオリティに達しない場合もあります。畳の質にこだわっており、即日仕上げでも充分間に合うというのであれば、その旨を業者に伝えましょう。
即日仕上げではなくてもクオリティが低い場合がある
作業場で作業する職人と、畳を運搬するスタッフが異なる場合があります。そのため、希望する修復内容が伝達されておらず、顧客が気になっている傷などがほとんど修復されないまま納品されるケースもあります。このようなことを防ぐために、サービスを利用する前にクチコミや評価を参考にしておくと、失敗しにくいです。
申し込み~施工までの流れ
ここからは、張替え作業を依頼するにあたって、一般的な流れを解説します。ただし、業者によりサービス内容、商品の種類、職人の保有資格、実績などが異なります。複数の業者のサービス内容などを比較して、自分の要望を叶えてくれる業者のサービスを受けるようにしましょう。
問い合わせ
メールまたは電話で問い合わせます。このときに、「ほかの畳へ変更してみたい」「模様や色が異なる畳にしようか検討している」という旨も伝えておけば、スムーズに手続きできます。
見積もり
自宅に業者が訪問して見積もります。種類が豊富にあるため、見積もりのときにサンプルを見せてもらうとよいでしょう。また、張替えの種類に迷っているときはアドバイスを求めましょう。1畳あたりいくらというような料金体系になっているため、予算の範囲内でサービスを利用してください。
施工
あらかじめ決められた日時に業者が訪問して施工します。サービスの提供が終了した後に請求書が送られてくるため、支払いを済ませましょう。
まとめ
今回は、畳の張替え作業を依頼するにあたり、必要な作業日数について解説しました。大きな傷が付いている畳を使用し続けていると、さらに傷が拡大してしまい、畳が使用できなくなる可能性があるため、気になる人は問い合わせましょう。この機会に新しい商品を確認したいという人は、サンプルを見せてもらいましょう。また、畳縁はおしゃれなものも販売されているため、部屋の雰囲気や自分の好みに合わせて変えてみるのもおすすめです。